ミカシの日記

時間あったら好きな絵を描くよ

今更、FF10ファンにとってFF10-2.5はどれだけヤバかったか言いたい

こんにちはミカシです!

FF10が大好きで、七曜の武器もFF10-2も100%コンプして隠しエンドも見ました!

サントラCDはもちろん、アルティマニアはもちろん、

当然、FF10-2.5の小説も読破しました。

だからこそ定期的にフツフツと来るFF10-2.5に対する気持ち

書いていこうと思います!

↓ここから先はFF10のネタバレを多く含みます。↓

FF10FF10-2未プレイ、まだFF10-2.5を読んでいない方は読まないでください。

 

まずはティーダとユウナのイラスト描きました!ティユウ大好き!

 

さて、

ファンにとって作品というのは、

まして、公式の作品というのは絶対的な物です。

FF10で涙した方は多いでしょう。自分もその一人です。

この感動的な作品を何度も何度もプレイしました。

これ以上の素晴らしい作品は無いのではないかと思うほど、

FF10のシナリオは完成していました。(ゲームシステムは今やるとダルいです)

 

FF10の素晴らしい所は、仲間全員が一貫した目的を達成するために、

宗教の問題、人種差別、親子間の対立、犠牲を生む苦しみを、

異邦人であるティーダ(プレイヤー)がそれぞれ仲間と関わりながら、

一緒に解決していく部分です。

ここで大事なのは、ティーダが主人公で、すごく良いやつだということです。

そのせいで、小説のダメージが半端ないことになっています。

もしティーダの性格が悪かったら、

ここまでのダメージは受けなかったと思います。

 

ティーダを説明すると、

明るく気さくで、ブリッツボールというスポーツの選手です。

普段の発言からすると、あまり頭の良い方では無さそうです。

カリスマ性とルックスの良さから、子供や女性ファンも多かった模様です。

 

しかし物語のティーダは、かわいそうな要素が多いキャラです。

ティーダの親はネグレクトが疑われおり、幼少期に両親ともいなくなっています。

ビサイド島で寝た時ジェクトのイベントと異界での母のイベントより)

大きくなり、ブリッツ選手だった父親の慰霊試合の最中、異世界に飛ばされます。

魔物と戦い、寺院(バージエボン寺院)に閉じ込められ、

知らない部族(アルベド族)に殺されそうになり拉致され、仕事をさせられます。

やっと話せる人(リュック)が居たと思ったら、

タイムスリップしたかのような話になり、頭がおかしい人認定されます。

「頭がおかしい」これは飛ばされた先のスピラでずっと言われ続けます。

ヒロインのユウナを助けたりして「掟破りがユウナ様に近づくでない」と

言われたりもしますが、この扱いの悪さの流れは、まさかのFF10-2.5にまで続きます。

そしてヒロインユウナと出会いますが、彼女の運命を誰もティーダに教えないため、

旅の間中、自分の発言でユウナを苦しめ続けることになります。

なんとかユウナを救うことが出来たと思ったら、

父親が皆を苦しめてる原因で、さらに自分の存在は幻と言われ、

父親を倒すことが自分を消すことと知っても、

最後まで仲間に自分の事を言える雰囲気ではなく…結果、父親を倒し消えます。

物語中は明るい性格のせいで目立っていないけど、自己犠牲な感じがあります。

男女間恋愛も親子愛も非常に良かったです…!

 

だからこそFF10-2は驚きました。というのも、

FF10-2のデモムービーはなんとずるいことに、

消えたはずのティーダが出ていたため、即買いしました。

騙されました。(ユウナの夢でした)

でも結果的にちゃんと再会エンドがあったので最高でした!

この二人が幸せならなんでもいっか!

と思っていました。

(その後はいたストのティーダ可愛いなとか、

KHのワッカとティーダ、KH2のちっちゃいユウナ可愛いなとか

DDFFでユウナがティーダと呼んでくれたことに

歓喜したりもしていました。)

 

 

…あの日までは。

 

そう、FF10の記念VITA…と一緒に

FF10-2.5という小説を購入したことを、鮮明に覚えています。

嬉しかったです、FF10の小説が出るなんてと。

きっと二人がのほほんと暮らしている風景が見れるんだろうと

自分は馬鹿にも、ワクワクしていました。

皮肉にもリマスターと小説の装丁のティユウのデザインがめちゃめちゃ良いのが憎い…

 

小説を読み始めて数分、雲行きが怪しいことに気づきました。

ティーダが全然歓迎されていないのです。

ユウナには全然近づけません。この時点でアレ?ってなりました。

まさに「掟破りがユウナ様に近づくでない」状態…

特にルールーはどうしたんですか?間接的に

ティーダに村から早く出て行けって言ってますよね?

あなた誰!?こんなルールー知らない!!

リュックもプンスカ怒ってて冷たい…悲しい…

むしろパインが普通で優しく感じる程…

辛い思いしてきたティーダにみんな酷いよ!帰ってきたらまずかったとでも?

一緒に戦ったよね?あれ?うわあ…つら…となりました。

しかし流石、こんな状態でも精神崩壊しないのが主人公補正か。

ということで、過去の皆との会話は終始辛いです。

というか、ユウナとの会話も辛いです。

イチャイチャはあるにはあるんですが、自分的には、

肉体的な愛はとくに無くて良いので、

会話でいいから精神的な愛が欲しかったです…

 

ユウナは…ティーダが子供っぽくて嫌だ、イライラ、気に障るなんて思わないと思う…

ならFF10-2でユウナの縁談相手になるはずだったバラライあたりと付き合って、

ティーダなんかいらないとなる?ならないでしょう!?

だって、FF10-2であの丘の場所にイサールが立っただけで

「そこには(ティーダ以外)誰にも立って欲しくない」とか言うほど

ティーダのこと想っていたでしょう!

ストーリーレベル5あたりでティーダの幻(モーグリ)を見て追いかける程

求めていた相手だと思うのですが!?

大体そもそも、FF10-2の服装はどう見たってティーダの真似では…

そんな全身にティーダ大好きって書いてるような女の子が、

ちょっと発言が子供っぽいからって嫌になるわけないでしょう。

成田離婚の状態でも書きたかったのかもしれないけど、

もはやユウナに対する侮辱ではないですか?

ラストミッションでは「彼もいるし」ってのろけてたっていうのに…

 

…そしてあのシーンですよ。

なんですか?首…ホントやめてほしかったなあ…

別にあんな表現にする必要なかったんじゃないですか?

普通に怪我で死んじゃった!って表現すれば済むのに。

要は、ティーダを召喚しているのがユウナのみになりたかったんでしょう。

 

FF10ティーダはザナルカンドの召喚士たちで、

FF10-2復活時はバハムートの祈り子を核として。

で、今回は吹っ飛ばされたからユウナが召喚するはめになった。

 

それを描くためにここまで酷い扱いする…?

しかもティーダは自分が吹っ飛んだと知ったら消えてしまう。

ユウナに愛されなくなっても消えちゃう。

 

FF10-2の100%エンディングは実は、FF10-2.5の首ふっとび事件の後の話なのです。

なんということか、

ティーダが自分が復活した理由を解らないながらユウナに説明してるんですよ。

ユウナは何もかも解ってるって言うのに。

 

それを聞いたユウナはティーダに思った事を、こう小説では書いてるんです。

『何も知らないくせに』って…

小説はこれで終わります。

 

私はショックで、しばらくご飯が食べられませんでした。

ひどく落ち込みました。

小説は見ていると悲しくなるので、見れなくなりました。お察しください。

 

私は、大好きなFF10が地雷になる瞬間を目の当たりにしました。

あれから結構経ちますが、いまだに傷が癒えません。まだ胸が痛みます。

一縷の望みをかけてFF10-3のボイスドラマも聞きましたが、

絶望しかありません。エスシーモアをやるつもりでしょうか…。

でも…ティーダをまた消されるくらいなら、やらないで欲しいです。

ユウナが消えるのも絶対ダメです。

私はただ、二人が幸せに暮らしてほしいだけだったのに…

 

ということで、ひたすらFF10-2.5について愚痴る会でした。

ここまでついてきた人いるのかなあ…居たら仲間!

 

実はこの気持ちが再燃してしまったのは、たまたまyoutubeを見ていて

FF10-2.5のタイトルを見てしまい、フラッシュバックしてしまったせいでした。

ここに書いたのでだいぶすっきりしました。

 

以前は沢山FF10漫画も描いていたのですが、

描いている途中で小説を思い出すと描けなくなってしまったので、

ほとんどがお蔵入りになってしまいました。

まさか大好きだから描けないなんて現象があるとは思いませんでした。

お蔵入りを一枚ペタっとしておきますね。

 

小説だけ記憶を失くしたい。

どうか、二人が幸せになる未来がありますように…!!